2021年2月24日水曜日

子供が「自立」するために必要なこと

 子供の自己解決能力・・・

 

「勉強しなさい・・・」「練習しなさい・・・」

○○しなさいと言うことが常に口から出ていることはないでしょうか・・・

 

躾をすること、𠮟ることは大切ですが常に「命令」をしていると子供自身の考える力が損なわれてきます。

 

社会に出た時に、その前に学校のコミュニティで、オンラインやSNSで不具合が出てきます。

 

何か1つ「核」となることだけを伝えましょう。

 

例えば塾で成績1番になりたい、スポーツの大会で優勝したいでも良いと思います。

 

まずは本人が自分自身の口から「○○したい!」と言うことを発言するまで待ちましょう。

 

宇宙飛行士になりたいと言えば、そのために必要なものは何か?ヒントを与えてあげるだけで充分です。

そして見守りましょう。

 

そして必ず、喜怒哀楽のどれかが訪れます。

 

その時の声かけが一番大切になってきます。

 

例えば、成績が悪くて嘆いていれば、国語が悪いのか?算数が悪いのか?そして算数だったとして算数の何が悪いのか?計算問題なのか文章問題なのか・・・さらにどんな傾向のものが苦手なのかを本人のペースに合わせて伝えてあげましょう。

 

試合に負けて泣いているのであれば、理由を聞いて解決策を聞く耳を持ちそうなときに伝えてあげましょう。

 

「聞く姿勢を持ってから訊いてみましょう」

 

少しづつの取り組みで必ず努力の方法、STEPの踏み方、対処の方法が見えてきます。

 小さなことを繰り返しクリアすることで応用能力が育まれて、ストレス耐性が上がります。


社会に出た時に親が会社の待遇改善に異議を申し立てることができるのでしょうか。友達関係、恋愛関係で問題が起きた時に割って入ることができるでしょうか。

 

何か続けて言いたくなる人は自分自身が満たされていないことが多いようです。

子供はあなたの分身ではありません。

 

楽しく人生を送れているかどうかは「本人」しか感じ取ることができません。

 

少し距離を置いて、ぐっと我慢することがまだ見ぬ将来の「幸せ」につながることでしょう。




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