2021年2月25日木曜日

高校卒業後も選手として取り組む

 

選手として取り組む

 

我が国日本では20歳を超えると安定した職について、安定した収入を得ることが「まともな社会人」と取られるようだ。

 

夢を追いかけるよりも嫁を探し求めることが「まとも」とされる風習も未だ顕在していると感じる。

 

私自身はと言えば、いまだに独身で夢を追い続けている。

 

しかし、いわゆる中の上が上の下と称される「一流大学」を卒業して「健全な企業」に就職した経験がある。

その私に言わせてみれば「夢を諦める」ことこそが愚行と思えてならない。

しかも自分自身の価値観を強要する人は蛮行とさえ思えてしまう。

 

一方で夢を追い続ける側にも苦難は降り注ぐことを余儀なくされる・・・

それは「生活」と「将来」への大きな不安である。

 

スポンサーが充分につくこともなく、お金を稼ぎながら試合に出る。

試合が終われば次の費用を稼ぐための奉公に戻る。

試合の余韻を感じる暇(いとま)もなく月末の支払いと次の大会のために自らを奮い立たせる。

 

奉公先では充分な稼ぎを得ることができないこともしばしある。

 

実力未満のお給金を受け取りながら日々を過ごさざるを得ない・・・

 

私はせめて「適切な報酬」を受け取るべきだと経営者として思う。

せめて売上の30%は奉公人に支給されるべきである。

色々な制約と譲歩もあると思うが少なくとも実力者には時給2000円は必要だ。

イベントなどのスポットでは売上の30%50%は支払われるべきだ。

 

常にそんなことを考えつつも自分のできることをしっかりと苦悩しながら彼らと共に勝ち取っていきたい。




2021年2月24日水曜日

子供が「自立」するために必要なこと

 子供の自己解決能力・・・

 

「勉強しなさい・・・」「練習しなさい・・・」

○○しなさいと言うことが常に口から出ていることはないでしょうか・・・

 

躾をすること、𠮟ることは大切ですが常に「命令」をしていると子供自身の考える力が損なわれてきます。

 

社会に出た時に、その前に学校のコミュニティで、オンラインやSNSで不具合が出てきます。

 

何か1つ「核」となることだけを伝えましょう。

 

例えば塾で成績1番になりたい、スポーツの大会で優勝したいでも良いと思います。

 

まずは本人が自分自身の口から「○○したい!」と言うことを発言するまで待ちましょう。

 

宇宙飛行士になりたいと言えば、そのために必要なものは何か?ヒントを与えてあげるだけで充分です。

そして見守りましょう。

 

そして必ず、喜怒哀楽のどれかが訪れます。

 

その時の声かけが一番大切になってきます。

 

例えば、成績が悪くて嘆いていれば、国語が悪いのか?算数が悪いのか?そして算数だったとして算数の何が悪いのか?計算問題なのか文章問題なのか・・・さらにどんな傾向のものが苦手なのかを本人のペースに合わせて伝えてあげましょう。

 

試合に負けて泣いているのであれば、理由を聞いて解決策を聞く耳を持ちそうなときに伝えてあげましょう。

 

「聞く姿勢を持ってから訊いてみましょう」

 

少しづつの取り組みで必ず努力の方法、STEPの踏み方、対処の方法が見えてきます。

 小さなことを繰り返しクリアすることで応用能力が育まれて、ストレス耐性が上がります。


社会に出た時に親が会社の待遇改善に異議を申し立てることができるのでしょうか。友達関係、恋愛関係で問題が起きた時に割って入ることができるでしょうか。

 

何か続けて言いたくなる人は自分自身が満たされていないことが多いようです。

子供はあなたの分身ではありません。

 

楽しく人生を送れているかどうかは「本人」しか感じ取ることができません。

 

少し距離を置いて、ぐっと我慢することがまだ見ぬ将来の「幸せ」につながることでしょう。




2021年2月23日火曜日

目的を明確にする


 目的は何か?ということ・・・

 

大きな大会に出るための初心者の大会を主催していた時の話。

 

ある子がジャッジが怪しくて親御さんが「見てもらえますか?」と言いに来た。

 

大会の趣旨は「ひとり立ちができるための試合」

 

選手から不服があれば本人が申し立てをして審判を付けることができる。

 

選手本人からの申告をお願いした。

 

大会の旨を納得いただいた様子。

本来ならこちらから出向いてジャッジを見ても良いのかも知れない。

しかし、公式試合では同様のことができない。

 

本人からの申し立てで審判がつけることがある。

試合に出ていけばもっと苦しいことや辛いことがあるだろう・・・。

 

自分で解決していく能力を育んでいくことは人生においても重要だ。

 

いつまで経っても親主導では自立ができない。

 

コートキーパーのスタッフにしばらくして確認した。

 

子供たちで問題を解決した様子。

 

親と子の温度差はここから始まるのかも知れない。

 

しかし、若干10歳前後でこの問題を解決した子供たちに拍手を送りたい。

 

来るべき試合のために「自分たちで解決」したのだから。

2021年2月20日土曜日

育つと言うこと

今日は名門テニスクラブさんと練習試合をさせていただきました。


僕がテニスコーチを続けるきっかけとなった選手の子がオーガナイズしてくれました。


6歳の頃から、はや18年目の付き合いとなります。


意志が硬く表面的には強さを出さなさったけれども、誰からも好かれ、誰にでも優しくできる子でした。

親御さんが心配された時期もありましたが、僕は一瞬たりとも彼の成長を疑いませんでした。


心配があるとすれば「テニスの事…」

趣味の延長の形を教えていた僕としてはよそに行ってもらいたかった。
人に誇れるような人間性を持ち合わせていない私が、コーチとしても未熟だった私が彼を育てるには「大切な原石をダメにしてしまうのでは」と不安だったからです。

しかし彼は僕についてきてくれた。

だから本気で頑張った。
すべての時間をそこにかけようと思った。


途中多くの人に助けられ、うまく引き継ぎができて今に至った。

親御さんの「教え」も素晴らしかったのだと思います。


「好青年」とおっしゃってくださったオーナーさんの言葉は我が子のように嬉しかった。


過ごした時間軸とその長さでしか感じることのできない深さがあるということも再び認識した。


今となっては私自身が「尊敬する対象」となった彼ではあるが、引き続き見守っていきたいと心に誓った。


そして、この道のりで手に入れた知識を知恵として多くのテニスを愛する人へ還元していきたいと強く思う。

2021年2月16日火曜日

社会人の本当の意味を知る

43歳間近にして自分が社会人になったと言うことを確信できた。

僕の言う「社会人」と言う定義も同時に理解できた瞬間だった。

社会人=誰かに貢献できる人と言う考えがあったようだ。

脱サラして、役者を目指す傍ら、鳴り物入りでテニスコーチになり、紆余曲折を経て15年目にしてコートを与えてもらった。

もちろん自分のキャリアから考えれば順風満帆なわけではなかった。

総勢50人を切るテニススクール、このままいくと閉鎖になると言われ、「立て直せるか」といった暗黙の了解的なメッセージからのスタートだった。


3年を迎え3倍の150人を達成した。

その功績もあり、先日店長さんに呼ばれた。

「テニスコートを張り変えることができるかもしれない、同時に3面展開、2面展開を考えている、何か良い案はありますか?」といった相談だった。

大きな媒体の親元、私みたいなテニスの王道を進んでいない人間が本当の意味で認められたと実感できた瞬間だった。

現在はコロナで暗い話題が蔓延する中、建設的かつ未来のある話を提供してくれた。

もちろん、信頼できる精鋭部隊の仲間がいなくては成り立たないことなのは周知の事実である。

感謝の気持ちを忘れずに、自分らしさを忘れずに、しっかりとお客様たちと楽しめる、高い次元で戯れることのできる空間をさらに創造していきたい!

2021年2月11日木曜日

本を読む意味と大切さを知った40歳

全く本を読まなかった学生時代、特に高校生までは皆無といっていいほどの読書嫌いでした。

30歳前にして「人は置いていく」と言うことを実感(遅すぎるだろ)するようになりいい年こいたおっさんが、じじいになっても少しは人並み以上の誰かの役に立てる人間でなければならないと思い無理矢理読み始めるようになりました。

何でもそうですが、元は「好き/嫌い」を正確に判断することができません。

なぜならばある程度の涼子なさなければ本質が見えてこないからです。

最近は少し右肩あがりの「X」が急激になってきたため自分のやらなければならないこと、やらなくてもいい事を成させるのに時間を費やしていました。

そんな中、マクドナルドを日本に持ってきた藤田田さんが書かれた、ユダヤ商法と言う本に巡り合いました。

インストラクター兼務兼務してスクール経営もしているためビジネスに対してのノーハウやハウツーもある程度理解できていなければなりません。

良いものがサービスとして提供できていても経営がうまくなければ残っていくことができません。

数多くの素晴らしいテニススクールさんが経営がうまくいかず、暗礁に乗り上げた噂も今に至るまで聞くことがありました。

逆にうまく売り上げさえ確保できていればたいしたサービスが提供できていなくても経営が順調なところはたくさんあります。

しかし僕が目指したいのは本質に近づけるテニスのサービスや付随するあらゆるサービスです。

30歳半ばに差し掛かり40歳手前にして、本を読むと言う事は「人生経験を疑似体験できると言うこと」だということに気づきました。


藤田さんの本は経営者としてどのようにお金を稼いでいくかと言うことが実体験を踏まえて生々しく描かれていました、抑えなければならないこと、決してやってはいけないこと、世界の大企業や大富豪はユダヤ人の方がほとんどを占めているといった事実からも彼の書いた書籍の信憑性が高いものだと言うことがわかります。

今回の本はこれ……

電話剣よりも強と言う言葉を本当の意味で肌で感じながらしっかりと社長業をスタッフの皆に還元していけるように精進していきたいと思います。

2021年2月9日火曜日

お金を貯めるには…

子供の時にお金が貯まらなかった人って、大人になっても絶対に貯まらないと私は感じる。


幼少期から節約家だった弟はいまもしっかりと資産運用をしています。

僕はすぐに欲しいものを買って満足していたタイプでした。

テニスを生業としてどうしてもテニスについてもっと詳しくと全てのお金を投資して貯金がマイナスになってしまった30歳前半。

昔よりは、お金の使い方が建設的になったことは良かったのですが、やはり「貯める」と言う癖はつきませんでした。

貯めたこともありましたが、やはり、次第に心が貧しくなってしまい、貯めることでストレスを抱えるようになりました。

お金を貯めたいときは、お金が貯まる人の習慣や思考を真似る点にあると気付かされました。

貯まる人は「貯める」ことが習慣になっているためストレスを抱えることがありません。

あるとすれば、貯めていないことへの違和感、そして、貯めたいと言う欲求のためマイナスのストレスではありません。

そして最大の見極めるポイントは、その人の「お金の使い方」にあります。

他人のために綺麗な使い方を出来る人で貯める人はプラスのオーラをまといます。

だから、人の気が集まりますし、陽のオーラが周りを包みます。

一方で、他人を不快にする節約家はその限りではありません。

そして、お金は綺麗に使う、周りを結果幸せにするために自分が使うことで自分の元に利子をつけて返ってくると言うことを学びました。

まず自分が「貯める」に向いていないと思ったら…

1. 真似てみる、学んでみる
2. 託してみる、頼んでみる

使うことで幸せになること、そして誰かも幸せにできること、この連鎖が本当の意味での「貯める」につながると思います。